yuubooo’s IPO diary

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2022年の公募割れIPO銘柄1年間の推移分析!!

公募割れIPO銘柄、初値売りが正義か⁉保有が正義か⁉

 2023年のIPOも一通り終えて、公募割れしたIPOもそれなりにありましたね、そこでふと思ったことがありまして2022年にIPOで上場した銘柄で公募割れした銘柄が上場してから1年間でどうなったか気になりましたので、表にまとめてみました。するとなんと驚きの結果が、、、

 2022年にIPOで公募割れした銘柄は全部で18銘柄ありました。まとめた表には上場日から1年後までの最高値、最安値の株価と上場当日に公募価格を奪回できたかどうか、そして上場日から1年後までに公募価格を奪回できたかどうかをまとめてみました。では表をご覧ください。

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上場日 銘柄 コード 上場市場 公募価格 初値 上場日から1年後までの 上場当日 上場日から1年後までに 公募価格奪回日 奪回までの日数
高値 公募比 安値 公募比 公募価格奪回 公募価格奪回
2022/2/3 Recovery International 9214 東証マザーズ 3060 2640 3150 2.9% 1460 -52.3% 奪回できず 奪回 2022/4/14 70
2022/2/4 セイファート 9213 JASDAQスタンダード 1120 1030 1650 47.3% 673 -39.9% 奪回できず 奪回 2022/2/7 3
2022/3/2 ビーウィズ 9216 東証1部 1400 1320 1624 16.0% 1051 -24.9% 奪回できず 奪回 2022/3/31 29
2022/3/11 セレコーポレーション 5078 東証2部 1900 1820 2800 47.4% 1693 -10.9% 奪回できず 奪回 2022/3/22 11
2022/3/31 ノバック 5079 東証2部 3000 2630 2897 -3.4% 1945 -35.2% 奪回できず 奪回できず
2022/4/21 ASNOVA 9223 名証ネクスト 1630 1499 1652 1.3% 668 -59.0% 奪回できず 奪回 2022/9/16 148
2022/6/20 ヤマイチ・ユニハイムエステート 2984 東証スタンダード 950 878 960 1.1% 749 -21.2% 奪回できず 奪回 2023/3/23 276
2022/6/23 ジャパンワランティサポート 7386 東証グロース 1640 1480 4270 160.4% 1211 -26.2% 奪回できず 奪回 2022/8/5 43
2022/6/24 マイクロ波化学 9227 東証グロース 605 550 3105 413.2% 550 -9.1% 奪回 奪回 2022/6/24 0
2022/6/28 ヌーラボ 5033 東証グロース 1000 955 1165 16.5% 543 -45.7% 奪回 奪回 2022/6/28 0
2022/6/29 マイクロアド 9553 東証グロース 1410 1290 6789 381.5% 741 -47.4% 奪回できず 奪回 2022/11/28 152
2022/7/8 INTLOOP 9556 東証グロース 3500 3150 8880 153.7% 2505 -28.4% 奪回できず 奪回 2022/9/14 68
2022/11/15 ベースフード 2936 東証グロース 800 710 824 3.0% 318 -60.3% 奪回 奪回 2022/11/15 0
2022/12/22 エージェント・インシュアランス・グループ 5836 名証メイン 640 600 1810 182.8% 475 -25.8% 奪回できず 奪回 2023/2/20 60
2022/12/23 GENOVA 9341 東証グロース 1800 1760 2478 37.7% 1168 -35.1% 奪回 奪回 2022/12/23 0
2022/12/26 アップコン 5075 名証ネクスト 1280 1000 1988 55.3% 805 -37.1% 奪回できず 奪回 2023/1/19 24
2022/12/26 ダイワ通信 7116 東証スタンダード 1700 1620 2515 47.9% 1170 -31.2% 奪回できず 奪回 2023/2/6 42
2022/12/26 アルファパーチェス 7115 東証スタンダード 880 869 1429 62.4% 646 -26.6% 奪回 奪回 2022/12/26 0

 ※株式分割を行った銘柄については株式分割をしてないものとして株価の値を入れています。

<気付きと雑感>

 分析をしてみて気付いたことは上場日当日は公募割れした銘柄がその日のうちに公募価格を奪回できずに上場当日を終えてしまうことです。しかもその後も数日経っても公募価格を奪回できなということです。そう考えるとやはり初値売りがベターな選択なのでしょうか、わたくし自身の経験でもちょいプラスで利益になりそうだけど、もしかすると公募価格割れするかもしれない銘柄で当選して上場日当日に公募価格に指値を置いて最悪は手数料負けで逃げようとしたときに結局は初値が公募価格割れでその後も初値から右肩下がりで株価が下がってしまい。初値で売却しておけば良かったのにと思うことが多々あったのでIPOで当選した銘柄は初値売りをマイルールにしてました。
 ですが今回、驚いたのは1年間という長いスパンでみれば公募価格割れした18銘柄中17銘柄が公募価格を奪回していたことです。唯一公募価格奪回できなかったノバック(5079)も2023/8/2に公募価格を奪回することができてました。そういうことは初値売りせずに保有しておけばプラスマイナスゼロで終える事ができるということになります。資金が拘束されるデメリットはありますが、上級者になると株価がある程度下がったところで買って平均取得単価を下げて、すぐに逃げるやり方もあるかも知れません。
 そして、2023年のIPOで心残りだったことがありまして、楽天銀行(5838)に全力で申し込まずに1枚も当選できなかったことです。なのでこの結果を知っていれば全力で申し込めてたはずです。今回の分析はとりあえずは2022年度のものですが、今後のIPO投資の役に立てて頂ければと思います。みなさんでIPO投資のレベルを上げて楽しんでいきましょう。

 

※なお、上記の方法はあくまで私自身の経験や得た知識からのものです。
投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。

 

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