yuubooo’s IPO diary

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SBI証券主幹事案件のセカンダリー事情を分析!!

SBI証券主幹事の時のIPO株保有者は逃げ足が速いのか⁉

 今回は何かと注目されているSBI証券が主幹事を務めた時のIPOセカンダリーでの動向を分析してみました。なぜSBI証券だけに絞っての分析かといいますと、一つ目はIPOの株価操作の一件があったこと、二つ目はネット証券最大規模SBI証券ですので、IPO株保有者は売り急ぐ傾向あると感じたからです。今回の検証では2023年にIPOで上場したSBI証券主幹事の銘柄で上場当日の終値、上場して1週間後の終値、そして上場して1ヵ月後終値をもとに分析を行っております。分析結果はいかに、、、

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銘柄 コード 公募価格 初値 公募比 上場初日 初値比 1週間後 初値比 1ヵ月後  初値比
終値 終値 終値
マーソ 5619 2260 2079 -8.01% 2039 -1.92% 2072 -0.34% 2080 0.05%
エスネットワークス 5867 730 1956 167.95% 2356 20.45% 1730 -11.55% 1327 -32.16%
アスマーク 4197 2300 2150 -6.52% 2059 -4.23% 1869 -13.07% 1816 -15.53%
バリュークリエーション 9238 1790 3090 72.63% 2716 -12.10% 2365 -23.46% 1914 -38.06%
笑美面 9237 1240 1801 45.24% 1502 -16.60% 1291 -28.32% 1396 -22.49%
ジャパンM&Aソリューション 9236 1340 2250 67.91% 2649 17.73% 2011 -10.62% 2273 1.02%
ケイファーマ 4896 950 875 -7.89% 947 8.23% 827 -5.49% 679 -22.40%
成友興業 9170 2300 2116 -8.00% 2096 -0.95% 2110 -0.28% 2325 9.88%
くすりの窓口 5592 1700 1580 -7.06% 1610 1.90% 1690 6.96% 1543 -2.34%
オートサーバー 5589 2670 2280 -14.61% 1916 -15.96% 1792 -21.40% 1548 -32.11%
ジェイ・イー・ティ 6228 4630 4420 -4.54% 4045 -8.48% 3830 -13.35% 4085 -7.58%
インバウンドプラットフォーム 5587 1850 2551 37.89% 2388 -6.39% 2181 -14.50% 2077 -18.58%
GENDA 9166 1770 1637 -7.51% 2037 24.43% 2145 31.03% 2698 64.81%
ブリッジコンサルティンググループ 9225 1300 4110 216.15% 4810 17.03% 5800 41.12% 4110 0.00%
Fusic 5256 2000 6530 226.50% 5580 -14.55% 5550 -15.01% 4370 -33.08%
日本ナレッジ 5252 1500 3750 150.00% 3510 -6.40% 2662 -29.01% 2300 -38.67%
プライム・ストラテジー 5250 1390 3130 125.18% 3830 22.36% 3330 6.39% 2791 -10.83%
      平均 61.49% 平均 1.44% 平均 -5.94% 平均 -11.65%

<集計結果> 

 集計結果は上場当日の終値で初値比がかろうじてプラスの1.44%となっております。でも中身を見ますと上場当日に陰線になってる割合は58.8%で当日陰線になってる割合のほうが高い結果です。そして1週間後の終値で初値比は-5.94%で陰線率は76.5%になってます。さらに1ヵ月後に至っては初値比で-11.65%で陰線率は75%となっております。中身を見てみますとマイナス30%台もざらにありますので目も当てられない状況になってます。

<雑感>

 2023年のSBI証券主幹事のIPO銘柄を分析してみましたが、改めて数字を出してみるとやはり逃げ足が速いのが正解なのではと思ってしまいます。もちろん今回の分析は2023年のIPO市況の影響もあると思われますし、SBI証券以外の証券会社が主幹事を務めたときは状況は変わるかも知れませんし、変わらないかも知れません。次回は同じ条件でSBI証券とは真逆の投資家層がいると思われる野村證券で分析をしてみたいです。なんにせよIPOセカンダリー投資はハイリスクハイリターンだと思っていますのでただ何となくのエントリーはとても危険ですので気を付けて臨みましょう。とはいえIPO投資はブックビルディングに申し込みをして当選を目指すのが基本だと思っておりますので、そうなりますと初値は公募比で61.49%ですので、魅力的は投資だと思います。まずは当選を目指してコツコツと申し込みを行うのみですね。

 

※なお、あくまで私自身の経験や得た知識からのものです。
 投資の最終判断はご自身の責任でお願いします。

 

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